タクシー会社での給与体系や待遇の基礎知識
最終更新日 2021年3月9日
監修・著者 株式会社しごとウェブ 佐藤 哲津斗
タクシー会社に転職する時には、その給料体系をきちんと把握しましょう。
どんな計算方法で給料が決まるのか、ドライバーへの待遇や福利厚生などもきちんと確かめておくことをおすすめします。
タクシードライバーの福利厚生など
タクシードライバーとして働く場合、社会保険や労働保険、2種免許取得費用の支援や会社全額負担、固定給等による給与保証や各種手当てなどもチェックしましょう。
また、正当な会社であれば結婚や家族の出産祝い金、傷病見舞金などのほか、会社負担での健康診断受診、旅行のための補助金や保養機関を利用するためのサポートや割引サービスなども福利厚生になります。
学生の部活やサークル活動にも似た活動を推奨している会社もあるため、社員同士の親睦を深めたり、情報共有のきっかけを作ったりする機会がある場合もあります。
固定給と歩合給について
タクシー会社の給与システムとして、固定給と歩合給、手当などがあります。
固定給はいわゆる保証された費用のことで、固定給は17万円から20万円ほどに設定されるのが一般的です。歩合給はタクシードライバーとして売り上げた金額の6割ほどがドライバーの取り分となるため、毎月働いた分しっかり稼ぎを得られます。
また、超過勤務手当、通勤手当なども支給されることがあり、通勤のための交通費や働きすぎた場合や、他のドライバーの穴埋めを多くした場合には、手当も追加されて多少収入がアップします。
歩合給が多くなればそれだけドライバーの利益もアップしますが、歩合給には限界があるため、固定給と手当の金額も把握しておきましょう。頑張りに応じて30万円、40万円を超えるようなこともあるようなので、どんどんお客さんを取れるようにしましょう。
歩合給が一番の魅力
タクシードライバーにとっては歩合給が一番嬉しいシステムだとも言われます。
隔日勤務も慣れてしまえば、かなり休みの日数が多く取れるため働き方も合わせてチェックしてから転職しましょう。歩合給は6割ほどドライバーの取り分になるため、20万円売上があっても手取りは12万円ほど、30万円分の売上があれば18万円ほどがドライバーの手取り収入になります。
タクシードライバーは、会社の車両と会社のドライブレコーダー、無線、制服などを合わせて借りながら稼ぎを得ているため、折半でもマイナスではないですが、6割が収入として得られるため、毎月ガッツリ働いて利益を多く得られるようにしましょう。
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